今後の医師業界はどうなる….

今後の展望

医師の方であれば、すでにご存知かもしれませんが…

近年、医師と同じく高年収のイメージのある弁護士が飽和状態になり、年収が年々低下しています。

(地方では年収600万をきる弁護士もザラです…)

実は医師業界でも、弁護士業界と近い状況が起こる予兆があります。

団塊世代の患者数減+医学部の急ピッチな増設など、医師過剰となり需給バランスが崩れる未来はそう遠くないのです。

加えて、政府にとって肥大化する医療費削減は急務であり、科目によっては診療報酬の低下圧力は今後ますます強くなります。

また、精神科・放射線科・形成外科・皮膚科・眼科は研修医からの人気も高く、中長期的に医師の数が過剰となることは容易に想像できます。

対して、内科・整形外科・泌尿器科・救急科・脳外科・リハビリテーション科は人手不足が予測され、医師の需要が増すことでしょう。

今後、長い目で見たときに医師として活躍するには、需要の強い科目・診療報酬が下がりにくい科目・自由診療の美容外科なども視野にいれると医師としてのキャリアに可能性の幅が広がります。