医局は離れるメリット・デメリット
メリット
ます1つ目に人間関係や接待的なピラミッド社会のストレスから解放されます。ただでさえ医局は激務なのに関わらず、縦社会が出来上がっているので自分ひとりで現状を変えることは困難です。
医局を離れるとこのようなストレスから解放されます。
2つ目はキャリアアップが格段に早くなります。理由は現場での経験が増えるからです。医局に属していると、研究業務や雑務など診療以外にも時間を割かないといけません。
医局を離れると早い段階で現場での経験が積めるのでキャリアアップが可能です。
3つ目は給与アップが見込めることです。医局は医師の技術だけでなく、研究結果や実績なども考慮されて評価されます。
また、教授や准教授などの地位も関係してくるので、医師で技術に優れている人でも地位が低ければ給与アップは見込めにくくなります。
対して、医局を離れるとどの医療機関も技術に見合った評価を受け、給与が支給されることが多いです。
デメリット
1つ目は資格を取得するチャンスを失うことです。とくに専門医に関しては、医局を離れると科目によっては取得できなくなります。
しかし、専門医を取得することがすべてではないので、ご自身のキャリアプランを見つめ直して考えましょう。
2つ目は人脈の幅が狭くなる可能性があることです。医局には様々な医師がいます。当然、スキル・キャリアともに豊富な医師も。そんな医師と繋がれるのは医局の良い部分ですね。
医局に属すると様々な病院へ派遣されることも多いので、そこで人間関係を形成することはできますが、離れるとそういった機会が減るので、人脈は狭まる可能性も…。